お知らせ

シロアリが発生する主な原因は『雨漏り』

pixta_61451990_M
兵庫県で外壁塗装などを行っている、高橋塗装です。
実は、大切な家を蝕むシロアリが発生する原因は、ほとんどが「雨漏り」によるものだということをご存じでしょうか?

近ごろ不安定な天気の日も多く、ふと雨漏りの危険性について、お客様とお話をさせていただいたときのことを思いだしました。

シロアリは家の木材を食い荒らす虫で、日本の多くの家庭が被害に合っています。
被害に合わないためには、繁殖しやすくなる環境を知り、対策を行うことが重要です。

そこで今回は、「シロアリと雨漏りとの関係性」や「繁殖しやすい環境」、「対策方法」などについて詳しく解説していきます。
ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。

シロアリ発生の原因は「雨漏り」

AdobeStock_327266671
シロアリが発生する原因のほとんどは、雨漏りによるものだといわれています。
湿度の高い場所や水分を含んだ木材を好むシロアリにとって、雨漏りによって水を含んだ家は格好の餌食になるというわけですね。
しかし「雨漏りしていないから大丈夫」と安心するのは、まだ早いかもしれません。

通常、家は塗装や防水工事を行うことによって雨や雪などの水から守られていますが、経年劣化によって防水機能は次第に失われていきます。

・外壁塗装や屋根塗装の塗替えを行っていない
・コーキングが剥がれている、ひび割れが発生している
・ベランダやバルコニーの防水工事をしていない

そのため、上記のように防水機能を失った状態を放置してしまっていると、雨水が家の内部の断熱材や木の柱にまで到達し、結果的にシロアリを呼び寄せることに……。

雨漏りもシロアリも、人間の目の届かないところで進行しているため、気づいたときには手遅れになっているなんてことも珍しくありません。

定期的に業者にメンテナンスを依頼し、家の防水機能を保ち続けるように注意しておきましょう。

日本のシロアリの発生率

pixta_49303552_M
では、日本のシロアリの発生率について見ていきましょう。

2013年に国土交通省によって発表されたシロアリ被害実態調査書では、※防蟻処理を行っていない木造住宅では、地域を問わず50%以上の家にシロアリが発生しているという結果が出ています。

日本の戸建て住宅の多くは木造住宅で、シロアリによる被害は深刻な問題となっています。

土台や柱が蝕まれ、せっかく建てた家に長年住み続けることができないような事態は避けて通らなければいけません。
しっかりとした対策を取っていきましょう。

※防蟻処理=シロアリを寄せ付けないように薬品の塗布など処理を施すこと
(出典:シロアリ被害実態調査書

シロアリは「体長5mmほどの小さな虫」

シロアリは、体長が5mmほどの非常に小さな虫です。
しかし、繁殖したときの威力は凄まじく、家1棟を倒壊させるほどの力があります

家の隙間や基礎の立ち上がりなどさまざまな場所から侵入し、人間の目に見えないところで家の湿った木材を餌にします。
土台や柱がシロアリの被害を受ければ家の耐久性が下がり、大規模な改修工事や建て直しが必要になるほど家がボロボロになってしまうことも……。

シロアリの種類

シロアリは、大きく分けて湿気を好む「地下シロアリ」と乾燥した木材を食べる「乾材シロアリ」がいます。

▼地下シロアリ

・ヤマトシロアリ
・イエシロアリ

上記の湿気や水を含んだ木材を好む地下シロアリは、日本の住宅の多くに発生する種類です。
水を含んだ木材でなければ食べることができないという特徴があります。

▼乾材シロアリ

・アメリカカンザイシロアリ
・ダイコクシロアリ

上記の乾材シロアリは、地下シロアリと違い乾燥した木材も食べることができます

シロアリが発生する条件

Fotolia_85828933_Subscription_Monthly_M
・湿度が高い
・木(餌)がある
・酸素がある
・12℃~32℃の温度

シロアリは、上記のような条件で発生します。

日本の木造住宅に発生するシロアリは、家の木材が水を含むことによって寄ってきます
そのため、家の防水の役割を持つ塗装や防水工事を定期的に行って雨などの水や湿気から守り、条件が揃うことを避けなければいけません。

「防水機能」が失われていないかチェック

pixta_47181186_M
・雨染みや雨漏りが発生している
・外壁にカビやコケが発生している

一度、家の外壁や天井などを確認してみてください。
上記のような症状が確認できる場合、家の防水機能が失われ「シロアリの好む環境」が揃っているサインのため要注意です。

とくに、雨染みや雨漏りはすでに家の内部に水が浸入してしまっている証拠でもあります。
早急に専門の業者に依頼し、改修工事や塗装工事などの防水機能を取り戻す工事を行いましょう。

同時に、床下の点検を依頼しシロアリがすでに発生しないかを確認することをおすすめします。

シロアリがいる「サイン」

では、実際にシロアリが繁殖してしまっているときに表れるサインをチェックしていきましょう。

▼蟻道(ぎどう)がある

外気と日光を嫌うシロアリは、地表や柱の表面を移動する際に排泄物や分泌物などを使ってトンネルをつくります。
このシロアリがつくるトンネルのことを「蟻道(ぎどう)」といい、シロアリがいるサインでもあります。

そのため、床下や家の周囲を確認したときに蟻道を発見した場合は、早急に業者を呼び対処するようにしましょう。

▼羽アリがいる

羽アリは、シロアリの一種です。
そのため、羽アリを発見した場合は近くにシロアリの巣があることを疑いましょう。

▼床がふわふわしている、浮いている

歩くと床がふわふわしていたり、浮いているときは要注意です。
フローリングの経年劣化の可能性もありますが、木材をシロアリが食べている可能性もあります。
念のため専門の業者にチェックしてもらうようにしましょう。

▼柱や床を叩くと乾いた音がする

柱や床を手で叩いてみたときに、乾いたような音がしませんか?
シロアリによって木材が食い荒らされ、中が空洞になっている恐れがあります。

▼床に糞が落ちている

家の木材の近くに、大量の小さな糞が落ちている場合はシロアリが発生している危険性があります。

発生しやすい場所

▼床下

pixta_61451990_M
床下は、湿気が溜まりやすくシロアリが最も多く発生する場所でもあります。

▼小屋裏

pixta_2489881_M
小屋裏は、天井の上と屋根の下にあるスペースのことです。
屋根から浸入した雨水によってシロアリが発生します。

▼木の柱や壁の内部

Fotolia_85574313_Subscription_Monthly_M (1)
家の柱や壁の内部にある断熱材や防水シートが水を含んでしまう原因は、経年劣化した外壁塗装や屋根塗装を放置したことが考えられます。
経年劣化で発生したひび割れから雨水が浸入することで、結果的に内部の柱や断熱材が水を含んでしまいます。

▼水回り

pixta_1281638_M1
お風呂や洗面所、トイレやキッチンなどの水回りもシロアリが発生しやすい場所のひとつです。
使用した後には窓を開けたりよく換気をして湿気を帯びないように注意しましょう。

最悪の場合「倒壊」の危険性がある

雨漏りやシロアリによる木材の侵食が進むと、最悪の場合家の耐久性が下がり倒壊を招く危険性があります。
そのため、補修工事やシロアリの駆除、家の防水機能を取り戻す工事が必要になってきます。

防水機能を取り戻すなら『高橋塗装』へ

pixta_25609962_M
高橋塗装では、外壁塗装や屋根塗装、ベランダやバルコニーの防水工事を行っております。
幅広い知識と高い技術を持つ職人が、お客様の家の防水機能を取り戻し、シロアリが発生しやすい環境をつくらないように注力いたします。

快適で安全に住み続けることのできる住まいづくりは、ぜひ当社にお任せください。
工事に関する疑問点や不安なども、お気軽にご相談いただければと思います。

無料のご相談・お見積りはコチラから>>>

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、雨漏りとシロアリ被害の関係性について詳しく解説していきました。

この記事が、今後あなたの大切な家を守る参考になりましたら幸いです。

「サイディングは塗装不要」という話を鵜呑みにしてはいけない理由

pixta_78350415_M
姫路市にて外壁塗装・屋根塗装を承っている髙橋塗装の髙橋良介です。

突然ですが、新築当時に「お家に使われているサイディングは塗装不要ですよ」と担当者から言われたことはございませんか?
先日お客様から塗装のご相談をいただいた際に、「メンテナンス不要って言っていたのに……」と振り返っており、もしかすると大きな誤解が生じているのではないか、と思いました。

たしかに、最近発売されているサイディングは非常に優秀な製品が多く、カタログには「30年は塗装不要」と受け取れるものもあります。
しかしながら、それを鵜呑みにして放置してしまうのは危険と言わざるを得ません。

今回は私なりに、サイディング塗装不要説に潜む間違いについてまとめてみましたので、外壁塗装に悩んでいる方はぜひ参考にしていただきますと幸いです。

■ そもそもサイディングとは

pixta_75604564_M
まずはサイディングとは何か、というところから説明します。

サイディングとは外壁の仕上げ材のことで、板状の建築資材です。
昔はモルタルという塗り壁のお家が多数派でしたが、手作業で塗らないといけないので時間がかかり、かつ施工する職人の腕によってクオリティが左右されていました。
これでは生産性が悪い、ということで開発されたのがサイディングです。

工場で生産されたサイディングを現場に運び、規格通りに張れば一定のクオリティで施工が完了するので、モルタルに代わって
広く普及するようになった経緯があります。

サイディングには種類があり、現状最も多くのお家で使用されているのが窯業系サイディング、次点で金属系サイディングがあげられます。なお、この二つはどちらも外壁塗装が必要です。

■ メンテナンスフリーの外壁は存在しない?

AdobeStock_323377031
外壁にはサイディング以外に、モルタルやタイルなどの種類があります。
タイルやレンガは外壁塗装がいらないので、もしかするとメンテナンスフリーだと勘違いしている方もいるかもしれませんね。

結論から言うと、メンテナンスフリーの外壁は存在しません。

外壁塗装がいらないタイルも、そのままでは劣化して剥がれてしまうので、樹脂を内側に注入して剥がれを防ぐメンテナンスが必要になります。外壁塗装はメンテナンスの一つなので、もちろん材質によって必要としない外壁もありますが、その外壁も専用のメンテナンスをしないと、ぼろぼろになってしまうでしょう。

冒頭の「メンテナンス不要」という耐久性の高いサイディングも、例外ではありません。

■ 「メンテナンス不要」サイディングの正体について

pixta_62113368_M
「メンテナンス不要」とメーカーの謳うサイディングとはどのようなものでしょうか。

これは表面にフッ素や無機、光触媒などの塗料がコーティングされているサイディングで、日光で汚れを分解したり、雨で汚れを洗い流したりといった機能を持っています。そのため、外壁の劣化原因になる汚れがつきにくく、ものによっては紫外線による影響を受けにくい性質があります。
従来のサイディングよりも耐久性が高いのは、このコーティングなどが進化しているからなのですね。
どのメーカーも商品開発に力をいれているため、現在はこのようなサイディングがスタンダードです。

しかし、本当にメンテナンス不要かというと、そうではありません。

某メーカーの商品カタログを見ると、「塗替えが2回分不要」という見出しの下に小さく「地域・環境・使用条件によっては劣化の進行は異なります」とありました。併せてメンテナンス時期を保証するものではない、という旨の注意書きも添えられています。
つまり、どう転んでもメンテナンスは避けられません。
「なにそれずるい!」と思ったかもしれませんね。

なぜこのような書き方をメーカーがしているのかというと、一応耐久性の強さについては証明しているからです。
新製品は紫外線や風雨などに耐えられるかどうか、外環境を再現して試験にかけます。その成功結果を元にするため、決して嘘ではないのですが、実際の外環境に置いて調査したわけではないので、結果がすべてとは言い難い部分が出てきてしまいます。
とくに日本列島は縦に長いため、北海道のお家と沖縄県のお家では、耐久性にも差が出てしまうのは確かでしょう。

このような「メンテナンス不要」サイディングでも、メンテナンスが必要なので、もし以前は見られなかった変化が表れていたら、無視しないようにしましょう。

■ 塗装のタイミングはいつ?

AdobeStock_219129393
外壁塗装・屋根塗装を行うタイミングとしてはいつごろがいいのでしょうか。

・築10~15年
上記の築年数がたっているなら、塗装の目安になります。

・劣化が見られたら
壁に手を付けると、肌に粉が付着するチョーキング、ひび割れなどの劣化が見られたら、塗装のタイミングと言えます。
なお、フッ素や光触媒塗料などがコーティングされたサイディングは、10年たっても色あせもチョーキングも起こしていないことがあります。

これらの二つはあくまで目安のため、10年とたたずに塗装が必要なほど劣化が進んでいたり、10年たってもまったくチョーキングが起こっていない、ということもあるでしょう。
できればこれらのうち一つでもあてはまったら、転ばぬ先の杖として塗装が必要かどうか、診断してもらうのが一番かもしれません。

■ 劣化を見つけたら

pixta_66490435_M
サイディングにチョーキングなどの劣化を見つけたら、できれば地元で外壁塗装を行っている専門業者に相談するようにしてみてください。

このような業者は地域との付き合いを大切にしているため、親身に相談に乗ってくれる可能性が高いです。

また、できれば新築時の仕様書を塗装業者に見てもらうといいでしょう。
2001年以降のサイディングは汚れがつきにくいのと同じように、塗料もつきにくいので、どのような製品のサイディングが使われているのか、確認したほうが失敗が少ないです。
このようなサイディングに従来の塗装を施すと、数年のうちに塗料が剥がれてしまうのですが、残念ながらそうとは知らずに施工してしまう業者もいます。そのため、施工不良防止のために仕様書を持っていくことをおすすめします。

■ 姫路市で外壁塗装をするなら髙橋塗装まで!

img_4780.jpg
髙橋塗装は、姫路市を中心に兵庫県内にて外壁塗装・屋根塗装・防水塗装を承っております。

国家資格の一級塗装技能士を有した職人が塗装を行いますので、お家の状態やお客様のご要望に合った工事をご提案。
おかげさまで20年以上、姫路市を中心に塗装工事に従事してまいりましたので、柔軟な対応と技術に自信がございます。
外壁塗装・屋根塗装をお考えでしたら、お気軽にご相談くださいませ。

無料のご相談・お見積りはこちら>>

■ まとめ

耐久性の高いサイディングでも、メンテナンスとして塗装が必要です。
また、ここ20年ほどでサイディングも進化しており、専用の下塗り材を使用しないと剥がれてしまう可能性があるため、できればサイディングの仕様書を確認しましょう。
外壁塗装・屋根塗装が成功することを祈っております。

『外壁』のローラー塗装とは?

AdobeStock_438589510 (3)
姫路市で外壁塗装などを行っている、高橋塗装です。
先日、お客様より「ローラー塗装って何?」とご質問を受けました。

外壁塗装の塗り方には「ローラー塗装」、「吹き付け塗装」、「刷毛(はけ)」の3パターンに分類されます。
現在ではローラー塗装が主流となっており、ローラー塗装や吹き付け塗装で塗装するのが難しい箇所を職人が刷毛で塗装します。

しかし、塗り方によってどのような違いがあるのかわかりませんよね。
そこで今回は、同じような疑問を持つ方のため「塗り方の種類」や「特徴」などについて解説していきます。

『ローラー塗装』

pixta_65528050_M
ローラー塗装では、上記の写真のようなローラーに塗料をつけて、コロコロと外壁に塗料を塗りつけていきます。
外壁の凹凸や場所によって、使用するローラーの毛の長さやサイズを使い分けます。

▼特徴

塗装が周囲の住宅や洗濯物などに飛び散りにくい。
吹き付け塗装と比べて、塗料が無駄になることが少ないことがメリットです。

凹凸のある外壁でも塗料を均等に塗ることが可能なため、職人によって仕上がりの差が出にくいという特徴があります。

『吹き付け塗装』

pixta_24072123_M
吹き付け塗装は、塗料をスプレーガンという機械の容器に入れ、ミスト上にして外壁に吹き付けて塗装する方法です。

▼特徴

スプレーガンには「吸上式」「重力式」「圧送式」などの種類が存在し、それぞれ塗料の供給の仕方などが異なります。
また、吹付材を使用し「リシン」や「スタッコ」といったざらざらした表面の外壁や凹凸のある外壁に仕上げる方法もあります。
ローラー塗装が主流になる以前は、吹き付け塗装が主流でした。

一回で広い範囲を塗装することが可能な点が利点です。
しかし、近隣の住宅などに飛散するリスクが高く、職人の技術によってムラができやすい点がデメリットでもあります。

『刷毛塗装』

rf44684741_o (1)
刷毛を使用して、外壁を塗装していく方法です。

▼特徴

ローラー塗装やスプレー塗装では塗装が難しい箇所を、刷毛を使って塗装していきます。
そのため、どうしても職人の腕によって仕上がりが変わってしまうという特徴があります。

外壁塗装では、ローラー塗装かスプレー塗装の際に刷毛を併用する方法が一般的です。

ローラーの種類

ローラーにもいくつか種類が存在し、状況に応じて使い分けていきます。

▼ウールローラー(羊毛ローラー)

pixta_75565864_M
ウールローラーは、別名羊毛ローラーともいわれ、最も多く使用されている種類です。
ウールローラーには、実際に羊毛を使用しているものと羊毛に似た繊維でできたもの、マイクロファイバーのものなどが存在します。
サラサラとした塗料を塗るとき、うすい塗膜を張るときに適しています。

▼砂骨(さこつ)ローラー

pixta_71011142_M
砂骨ローラーとは、塗料を含む部分が網目状になっているローラーのことです。
粘土が高い塗料を使用し、分厚い塗装にしたい場合に適しています。
通常のサラサラとした塗料では使用することができません。

また、鎖骨ローラーの中には「パターンローラー(デザインローラー)」という塗装すると外壁に模様が浮かび上がるものも存在します。

ローラーのサイズ

・スモールローラー
・ミドルローラー
・レギュラーローラー

ローラーのサイズは、塗装を行う場所によってマッチしたものを選び使用していきます。

家に合った方法で塗装する必要がある

pixta_83857435_M
・家の外壁の模様
・凹凸の具合
・近隣との距離
・立地
・塗料の種類
・メーカーによる指定

外壁塗装をどの方法で塗装するかは、上記のような条件によって異なります。
そのため、必ずしも指定した塗装方法で塗替えができるというわけではありません。

方法を間違えると、塗料が剥がれやすくなったりする原因になってしまいます。

工事期間

吹き付け塗装は、塗料が広く散布し手間も少ないため、比較的工事期間は短く済みます。
反対に、ローラー塗装では塗料にローラーを浸すという作業が必要になってくるため、吹き付け塗装に比べて工事期間は長くなります。

塗装の工程

外壁塗装の塗料は、3段階に分けて塗っていきます。
段階を詳しく見てみましょう。

▼下塗り

下塗りは、外壁材と「中塗り」「上塗り」で塗る塗料を密着させる重要な役割があります。
また、外壁に発生したクラック(ひび割れ)などを補修、補強します。

▼中塗り

中塗りは、上塗りできれいに塗装を仕上げるために必要な工程です。
上塗りを行う前に、凹凸の少ない平らな外壁にする役割があります。

中塗りは、塗料を販売しているメーカーによって決められている「塗料の量」や「乾燥時間」にしたがって作業を進めていきます。

▼上塗り

上塗りは、人の目に触れる家の外観の部分。
そのため、上塗りの仕上がりが外観の美しさに大きく関わってきます。

上塗りでは、中塗りと同じ塗料を使用する場合が多く、塗り重ねることで塗料本来の耐久性を発揮させる目的があります。

外壁塗装なら『高橋塗装』にお任せください

高橋塗装では、お客様の大切な住まいをより良くするために、丁寧な施工を行います。
どこの業者に依頼すればいいか迷っているお客様は、安心してお任せいただければと思います。

外壁塗装に関するご不安やお悩みなど、どのような小さな問題でもお気軽にご相談ください。
お客様の気持ちに寄り添い、誠心誠意ご対応させていただきます。

まとめ

pixta_36786403_M
いかがでしたでしょうか?
今回の記事で、あなたの疑問が解決し今後の外壁塗装をする際の役に立ちましたら幸いです。

お見積り・お問合せ>>>

『外壁塗装』なぜ必要?疑問を詳しく解説!

pixta_87197148_M

  • 「これまで外壁塗装したことないけど、なぜ必要?」
  • 「外観が良くなる以外のメリットってあるの?」
外壁塗装は、なぜ必要なのか?
役割や必要性がよくわからない、と悩んでいる人は実は多くいます。

そこで今回は「外壁塗装の必要性」や放置したときの「家の被害」、「起こる補修工事」などを紹介していきます。

外壁塗装は、家を長持ちさせるために「必須」

pixta_63459632_M
結論からいうと、外壁塗装は家や外壁材を長持ちさせるために「必須」な作業です。
外壁塗装は、家のバリヤーの機能を担ってくれており、雨や湿気、紫外線などから守ってくれます。

塗料の種類にもよりますが、外壁塗装の塗替え時期は、約10年。
しかし、なかには塗替えを忘れてしまったり、サボってしまう人も……。

同じ住まいで、長く安全に過ごしていくためには、この「家のバリヤー」が何より重要なカギです。
取返しのつかない状態になってしまう前に、放置してしまった場合の外壁の劣化の流れをいっしょに見ていきましょう。

放置したときの劣化の流れ

放置すると起こる問題、具体的な劣化の流れを説明していきます。

▼外壁の防水機能が低下する

塗料は、新築時にどの家にも塗装されているものであり、年数がたつと本来の「防水機能」が低下し、経年劣化します。
防水機能が低下すると、外部からの雨や雪の影響が直に家にダメージを与えるのです。
また、ツヤ有りの塗料を使用していた場合は、ツヤもなくなっていきます。

▼雨などの影響で「湿気」がこもる

pixta_82517878_M
段々と、外壁が雨などの水分を弾かなくなり、家に湿気がこもる状態になります。
壁にコケが発生し、外観が悪くなってしまいます。

▼壁にヒビや亀裂が入る

壁に、ヒビや亀裂が入ることを「クラック」といいます。
クラックは、地震などによる振動や、紫外線による塗料の劣化などにより起こります。

▼水が侵入し、雨漏りや内部が腐敗する

ヒビや亀裂の入った場所から、雨水が侵入し家の内部にある断熱材などを腐食させてしまいます。
被害は、外壁の色褪せやヒビなどの「目に見えるもの」だけではありません。
家の内部が腐食してしまうと、大がかりな補修工事や家の建て直しに発展してしまう可能性も。

▼家の基礎の劣化、倒壊の恐れ

結果、家の基礎の劣化やシロアリの発生に繋がってしまいます。
最悪のケースでは、家の歪みを引き起こしたり、倒壊してしまう危険性もあります。

塗替えの必要ない外壁の種類は?

基本的に、ほとんどの外壁のタイプが塗替えは必要になります。
外壁塗装の塗替えがいらない種類は、それは「レンガ」と「タイル」のみです。
しかし、レンガとタイルは塗替えの必要がありませんが、定期的なメンテナンスと張替えが必須なので注意しましょう。

補修工事が必要になった場合

  • 雨漏り工事
  • 断熱材補修工事
  • シロアリ駆除工事
  • 基礎補修工事
  • 解体工事
  • 建て直し工事
実際に、手遅れになり補修工事が必要になった場合には、上記の工事が行われます。
工事は、家の劣化具合や柱などの腐敗具合にもよります。

しかし、外壁塗装の塗替えを行うよりも、結果的に莫大な金額が補修工事に必要になってしまうことは確かです。
そうならないためにも、家のヘルプサインを確認してみましょう。

家の「ヘルプサイン」

▼チョーキング現象

pixta_54059902_M
紫外線によって、塗料に化学変化が起こり、「顔料が浮き出て」きます。

 

▼壁に汚れやコケがつく

pixta_83656654_M
外壁に、汚れが付着しやすくなります。
また、家が湿気を帯びることで、日光が当たらない場所に「コケが出現」します。

 

▼クラック(ひび割れ)

pixta_78154497_M
クラックの理由はさまざまですが、主な原因は「外壁材の劣化」や「塗料の劣化」です。

 

▼外壁が、剥がれる

pixta_84096183_M
塗装の経年劣化により起こります。

定期的な点検は必要?

外壁塗装をまったくしていなくて、不安な場合は……。
業者に家の状態を点検してもらい、現在の家の状態を把握しておくといいかもしれません。

点検は5年~6年に一度の目安で、行いましょう。
定期的な点検と塗替えが、家族の安心と安全を守ることにつながります。

まとめ

pixta_89187331_M
いかがだったでしょうか?
外壁塗装の塗替えを怠ってしまうと、最悪の場合には外壁材の張替えや家の倒壊の恐れもあります。

そうなってしまう前に、定期的なメンテナンスや点検、塗替えを行い安心できる住まいを目指しましょう。

外観の美しさだけでなく、家の保護を最優先したい人には、耐久年数が長い塗料や機能性のある塗料を選ぶこともおすすめです。

髙橋塗装では、20年の実績をもとに、お客様のご要望や理想に寄り添ったご提案をさせていただいております。
施工後も、安心のアフターフォローがあり、無料でお見積りも承っておりますので、お気軽にお問合せください。




髙橋塗装
TEL:090-3613-6185【受付時間 8:00~20:00(不定休)】
お問合せ>>>


【外壁塗装】艶あり・艶なしどっちを選べばいい?

pixta_18830334_M
外壁塗装で使用する塗料の種類はたくさんありますが、見た目の仕上がりに関しては艶があるかどうかの2つに分かれます。
一般的に艶ありの塗料は外壁や屋根に塗ると、太陽光を反射して光沢のある仕上がりになり、艶なしは光を反射しないマットな仕上がりになります。コンビニの雑誌コーナーへ行くと、つやつやした・さらっとした表紙の雑誌があると思いますが、あのような質感が近いでしょう。
ところで、この艶ありと艶なし、見た目以外にどのような違いがあるのでしょうか。
今回の記事は外壁塗装の艶あり・艶なしの特徴について、性能や長所などをご紹介したいと思います。

■艶の程度は5段階

大別すると艶あり・艶なしの2つがありますが、細分化すると艶は5段階に分かれます。

  • ツヤあり
  • 7分ツヤ
  • 5分ツヤ
  • 3分ツヤ
  • ツヤなし
光の反射率は下に行く順番に下がります。
塗料はウレタンやフッ素などの種類がありますが、すべての種類に5段階の艶が用意されているわけではなく、艶ありや艶なしが用意されていない場合もあるため、希望通りの塗料が用意できないことも。

■艶あり・艶なしの長所と短所

pixta_61118501_M
○艶あり
艶ありは特殊な薬剤を入れているように思われるかもしれませんが、実は最もスタンダードなものです。
塗料にはシリコンなどの合成樹脂が含まれているので、表面がつるつるとした見た目になるのはほとんど必然のようなもの。
光を反射するということは表面に凹凸がないことを意味します。そのため、汚れが付きにくいという長所があり、塗料の性能を遺憾なく発揮できるのが強みといえるでしょう。
お家がリフォームした、と一目で分かる見た目になるので、なかなか良い気分になれます。
ただし、艶は2~3年ほどで消えるので、艶にこだわる方にとっては残念に思うかもしれません。
デメリットとして、艶ありは見た目が安っぽい印象になると感じる方が多いようです。

○艶なし
艶なしは、通常艶のある塗料に艶消し調整材(フラットベース)を混ぜたものです。
つまり、艶あり以外の4つはこの艶消し調整材が混ざっており、配合の比率によって艶の違いがあるということになります。
そのため同じ量が缶に入っているとしても、艶ありに比べると純粋な塗料の量が少なく、どうしても性能に差が出てしまいます。ものによっては耐用年数が約1.5~3年ほど艶ありより短くなりますので、選ぶ際は留意が必要でしょう。
凹凸ができるので、汚れがつきやすい点からも耐久性が艶ありに劣ってしまいますが、落ち着いた見た目になるので日本家屋などの建築様式にはぴったりです。
最近では耐用年数が高い商品をメーカーが開発しているので、性能の短所は解消されつつあります。
艶消しだからとあきらめる必要はなく、普通の艶ありと同じように安心して使うことができるでしょう。

■注意点
艶あり以外のものはすでに艶消し調整材が混ぜられて調整されているものが多いですが、中には塗る前に艶消し調整材を塗料に混ぜるひと手間が必要なものもあります。
この手の塗料は混ぜ合わせる作業が不十分だと、ムラができてしまい、塗装の仕上がりに影響が出てしまうことも。
もしこのような塗料を使用する際は、業者側に作業手順や使用する機器などを確認したほうがいいでしょう。

■迷ったときは
pixta_47516121_M
希望の塗料で艶あり・艶なしが選べるとき、どちらにすればいいのでしょうか。
もし時間があるのなら、担当者に大き目のサンプルを持ってきてもらいましょう。紙に印刷したものではなく、合板などに実際に塗料を塗ったものです。
日光の出ている時間にご覧になっていただき、実際のものとイメージとがあっているかどうか確認してみましょう。完成した時に違和感を覚えにくくなるのでオススメです。
日当たりのいい立地で艶ありを選べば、予想よりもつやつやで眩しかったりしますし、日当たりがそこそこであれば艶ありでも問題なかったりします。

また、どうしても艶なしがいいけど艶ありの耐久性は捨てがたい、ということでしたら艶ありを選んでみましょう。
先にも上げましたが、艶は2~3年ほどでほとんど落ちます。
これは色あせという劣化が理由なので、本来は褒められたものではありませんが、いずれにしても避けられないため時間による解決を待つのもいいかもしれません。

■まとめ

外壁塗装の艶あり・艶なしは、最終的には施主個人の好みによって分かれます。
それぞれに良さがあるので、どちらを選んでも正解不正解は存在しません。
性能としてなら艶ありがいいのですが、「艶があるのはなあ……」という顧客からの声があったからこそ艶消し商品が開発されたのですから。

髙橋塗装は一級塗装技能士の代表が丁寧に塗装を行います。
新築から10年が経った、もしくは前回の塗装から塗料の耐久性分の年月が過ぎておりましたら、ぜひ外壁塗装をご検討ください。
姫路市を中心に兵庫県全域で塗装工事を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、費用のお見積り・ご相談は無料です。ご相談後は外壁診断のため調査に向かい、見積書を作成いたします。

お見積り・ご相談はコチラ>>

外壁塗装のかなめ!ケレンとは何か

pixta_47087593_M
外壁塗装を行う前の工程として「ケレン」という作業があります。
これは塗料の性能が十分に働くよう、鉄部や木部、サイディングなどでサビや汚れを落とす作業です。この下地作業を丁寧に行うことで仕上がりが左右されるため、序盤の作業といえども重要な工程でしょう。
今回はこのケレン作業についてご紹介したいと思います。
工事を依頼する際のご参考になれば幸いです。

■ケレンのメリット
ケレンを行うことで得られる効果は主に3つです。

○家を長持ちさせる
ケレンを行うことで、塗料が本来持っている性能が十分に発揮できる状態になります。メーカーによる「耐久年数15年」などの表記がありますが、これは適切な処置を行って塗装された場合の年数。ケレンを丁寧に施せば、表示年数分の耐久性を守れるので、結果的に家を長持ちさせることになります。

○塗料を密着させられる
ケレンでは、わざときれいな壁に工具などでキズをつけることがあります。
なぜかというと、つるつるの状態では塗料が密着しづらいからです。キズで表面が荒くなれば定着性が上がるので、長期に渡って塗膜をキープできます。

○仕上がりがきれいになる
汚れや古い塗膜をそのままに塗装を行ってしまうと、塗装面がぼこぼこになってしまう塗りムラができてしまいます。ケレンで下地をならせば滑らかになるため、耐久性のほかに見た目も良くなります。

■ケレンの種類
ケレンは内容によって4つの種類に分かれます。数字が低いと大がかりな作業に。

○1種ケレン
こちらは主に公共道路の補修などで行うケレンです。
鉄部が激しく腐食している部分に、細かい砂や金属片などを高圧力で吹き付けて磨く「ブラスト工法」を用います。大がかりなため、一般住宅では普通行いません。

○2種ケレン
外壁のサビや汚れがひどいときや、鉄骨が多く使われている建物でのケレンです。
サビが建物全体の3割以下なら2種ケレンで落としますが、それ以上の傷みがある場合は外壁自体を取り替える工事になるでしょう。
電気工具を用いて処理します。

○3種ケレン
一般的な外壁塗装工事でよく行われているケレンです。
スクレーパー、サンドペーパーなどを使い、主に手作業で劣化した古い塗膜や汚れを落とします。

○4種ケレン
比較的汚れが少ない場合に行うケレンです。
サビなどがなければ、高圧洗浄機での洗浄作業などにとどまることもあります。

■まとめ
ケレン作業は外壁塗装になくてはならない作業です。
相見積りを出す際は何種のケレンにあたるのか、価格はどれくらいなのかぜひ比べてみましょう。

【外壁塗装】見積りにある養生ってなに?

pixta_75901724_M
外壁塗装の見積書に目を通したときに、「養生」という文言を目にしませんでしたか。
「よくわからないから、この費用はカットできないかな」なんて思っていないでしょうか。
見落とされがちですが、養生は外壁塗装に必要な工程の一つです。
今回は養生について、詳しく紹介したいと思います。

■「養生」という見慣れない言葉
外壁塗装の養生とは、塗装をしない箇所に塗料がつかないよう、ビニールなどで覆うことです。
塗装する前に窓や室外機はビニールなどで、家の周りはぐるりと飛散防止ネットで覆い、周りの住宅への飛散を防止します。
いくら熟練の職人が気を付けていても、風が強ければ塗料は飛び散ってしまうので、近隣の家に付着してしまうとトラブルに発展しかねません。また、窓のサッシの際など狭い場所や届きにくい場所まで塗るためにも、養生は必須の工程です。
窓を覆うと聞くと一見窮屈そうですが、支障がないように最低限の配慮がされているので、開けない限りは普通に生活を送れます。

・養生が必要な場所
下記は一部に過ぎないため、家によっては養生する場所が増減します。
なお、養生している期間は平均して大体7~10日ほど。
車や郵便受け、室外機などは日常的に使われるもののため、口の部分を避けて養生したり、取り外しができる簡単なメッシュカバーにしたりと用途に応じて養生の仕方を変えています。
・窓、ドア
・外玄関
・ベランダ、バルコニー
・室外機
・車
・植栽、花壇
・カーポート
・郵便受け

・注意点
養生中に気を付けておきたいことは、前述した通り窓を開けられないことです。
ベランダの窓も含まれるため、必然的に洗濯物を外に干すことも難しいでしょう。
洗濯物は室内干しなどができますが、換気の必要なときは困りますね。
しかし、業者によっては毎日作業後に取り外すなどの柔軟な対応をされているところもあります。取り外しが難しいときは、養生のビニールに穴を開けるという対応もされているようです。
作業の邪魔になるかもしれない、というのはひとまず横に置き、「こうしたいのですが」と事前に要望を伝えてみましょう。

■まとめ
しっかりとした養生はキレイな仕上がりにつながります。
塗装に入る前の下準備を丁寧に行う業者を選ぶことが成功のカギですが、なかなかそのようなことは事前にわからないですね。
髙橋塗装は姫路市を中心に兵庫県全域へ外壁塗装工事に伺っています。
一貫施工なのでリフォーム会社やハウスメーカーとは違い、お見積りから施工、アフターフォローまで担当。そのためご要望やイメージなどをお伝えいただければ、漏らさず柔軟に対応できます。
お見積りやご相談は無料で行なっておりますので、お気軽に問い合わせください。

外壁塗装の役割や重要性とは?放置するリスクについてご紹介!

AdobeStock_438589510
「外壁塗装を行わなくても大丈夫だろう」と考える方は多くいらっしゃいます。
しかし、外壁塗装にはとても重要な役割があるのです。
今回は、外壁塗装の役割や重要性と、放置するリスクについてお伝えしたいと思います。

■外壁塗装の役割や重要性
○耐久性の向上
外壁塗装の一番大切な役割は「保護」です。
塗料が外壁を保護し耐久性を向上させてくれます。
また、外壁を保護することは、建物自体の寿命を延ばすことに繋がります。

○お住まいの印象アップ
外壁の劣化が進むと、色あせやひび割れなどの症状が現れます。
これらの症状があるお住まいは、決して印象のいいものではありません。
そこで外壁塗装を行えば、新築のときのような美しさがよみがえります。
また、現状の外壁とは違う色に塗り替えると、今とはひと味違った雰囲気にすることも可能です。

○防水効果をアップさせる
外壁塗装には、防水効果といった役割もあります。
防水効果が低下すると、雨水の浸入や外壁の傷みの原因となります。

■外壁塗装を行わず放置するリスク
○お住まいの劣化が進む
お住まいの外壁は日々、紫外線や風雨などの影響を受けています。
そのため、外壁塗装を行わないと外壁が徐々に劣化していき、汚れやひび割れなどが目立つようになります。

○雨漏りが起きる
外壁の劣化が進み、ひび割れなどが発生すると、そこから雨水が浸入して雨漏りを起こす可能性があります。
お住まいにとって、雨水などは天敵です。
木材が腐ったり、鉄筋コンクリートがサビたり、シロアリが発生したりしてお住まいの耐久性を著しく低下させます。

○大規模工事を行う必要がでてくる
雨漏りのなどにより、建物内部までに被害が出ると、外壁塗装では解決できず大規模工事を行う必要があります。
大規模工事は外壁塗装を行うよりも費用がかさんでしまいます。
「外壁塗装を行う費用がもったいない」と放置していると、余計に費用がかかってしまうことになるので、定期的に外壁塗装を行うことをおすすめいたします。

■まとめ
今回は、外壁塗装の役割や重要性と、放置するリスクについてお伝えいたしました。
外壁塗装は、見た目をキレイにするだけでなく、大切なお住いを守るといった「保護」の役割があります。
「まだ大丈夫!」と後回しにしているうちにも、劣化はどんどん進行していきます。
手遅れになる前にも、早めに外壁塗装をご検討ください。

外壁塗装に適した季節は?各季節のメリット・デメリットを解説!

AdobeStock_271406241
「外壁塗装を行うのに最適な季節はあるの?」と疑問に感じる方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな方々のために今回は、外壁塗装と季節の関係性についてご紹介いたします。

■外壁塗装は年中可能!
外壁塗装などの塗装工事は、基本的に一年中行うことができます。
雨の多い梅雨時期や、雪の降る寒い冬など、「一見、塗装工事など不可能なのでは?」と思える季節であっても、実際はどの季節でも注意点さえ守っていれば塗装工事は可能です。
しかし、塗料の乾きや工事の予定など、季節によって少なからず影響はあります。
そこで、各季節におけるメリット・デメリットを知った上で外壁塗装を行う季節を選ぶことが大切です。

■各季節のメリット・デメリット
・春
メリット:気温・湿度が安定しているため、工事が予定通り進めやすい。空調に頼らなくてもいい。
デメリット:春雨前線に伴う雨が心配される。

・梅雨
メリット:注文が少ないため塗装業者の予約が比較的取りやすい。
デメリット:湿度および雨天が心配される。

・夏
メリット:晴れている日が多く気温が高いため、塗料のノビがよくなり、ムラなく塗れて作業性が高まる。
デメリット:空調が必要。近年、増えてきているゲリラ豪雨や予期しづらい台風が心配される。

・秋
メリット:春と同じく気温・湿度が安定しているため、工事が予定通り進めやすい。
デメリット:秋雨前線に伴う雨および台風が心配される。

・冬
メリット:湿度が低く、空気が乾燥しているので塗料がきれいに硬化しやすい。
デメリット:施工中の外壁の凍結や降雪が心配される。

以上のように、各季節によりメリット・デメリットは異なります。
また、施工する土地の気候にも大きく影響されるので一概に、「この季節に塗装すべき」とは言いにくいものです。
春・秋に行うのか?夏・冬の環境には必ずしも好ましくないかもしれないが、それゆえのメリットを選ぶか?
外壁塗装を行う季節に悩まれている方は、一度塗装業者に相談してみるのもおすすめです。

外壁塗装で失敗しない色選びのポイント!

pixta_83485172_M
外壁塗装における色選びは、非常に重要なものです。
なぜなら、外壁の色はお住まいのイメージを大きく左右させるからです。
色選びを失敗すると、「イメージと違った……」と後悔することになります。
そこで今回は、外壁塗装で失敗しない色選びのポイントをご紹介いたします。

■外壁塗装で失敗しない色選びのポイント!
・面積効果に注意
外壁塗装で色を選ぶ際、カラーサンプルを見て選ぶ方が多いかと思います。
しかし、カラーサンプルで見る印象と、実際に外壁に塗った時の印象は異なります。
色は小さい面積だと暗く見え、大きな面積だと明るく見えるようになります。
これを面積効果と呼びます。
外壁の色選びは、この面積効果を意識する必要があります。
そのため、色選びの際はできる限り大きめのカラーサンプルを用意してもらい、ちょっと濃いめの色を選ぶなどの対策をしましょう。

・太陽光のもとで色をチェック
塗装業者からカラーサンプルを見せてもらう際、店舗やショールームの中で見ることが多いと思います。
しかし、建物の中で見たときと太陽光の下で見たときでは色の見え方が異なります。
そのため、太陽光のもとでカラーサンプルをチェックすると、仕上がりとのギャップが抑えられるでしょう。

・周りのお住まいとの調和
外壁を自分の好きな色に塗り替えるのはいいですが、周りのお住まいとの調和が取れているかも意識しなければいけません。
周りが落ち着いた雰囲気のお住まいばかりなのに、一軒だけ派手な外壁にしてしまうと浮いてしまいます。
そのため、選ぼうと思っている色が、周りのお住まいの雰囲気から大きく外れていないかどうかを確認しましょう。
また、景観条例で外壁の色について定められている場合もあるため、自治体の条例も確認が必要です。

■まとめ
今回は、外壁塗装で失敗しない色選びのポイントをご紹介いたしました。
「どのような色にしようか?」と考えるのも外壁塗装の楽しみの一つかと思います。
しかし、色選びを誤ると、失敗の原因となります。
せっかくの外壁塗装ですので、満足いく仕上がりにするためにも今回ご紹介したポイントをおさえておきましょう。

1 / 212

▲TOPへ